漢方体験

今まで病院に行って不妊治療をしていたが、体調が優れない為、心配になって赤ちゃんを授かりたいという事で漢方相談のため来店されました。

病院では子宮筋腫２ｃｍ、チョコレート嚢腫があるといわれているそうです。

セロフェン、プレマリン、ルトラールを処方されていたそうですが、体調が悪くなり、今は飲んでいないそうです。

人工授精を2回ほどしてみたが、うまくいかなかったそうです。

生理前に刺す痛みがあり、体も冷えやすいようです。

肩こり、頭痛が酷く、お腹が張る事があるそうです。

疲れやすく、体もだるい日が続くようです。

オリモノはホルモン剤を飲んでから少なくなって、生理も４～５日あったのですが、２日ぐらいになってきているそうです。

イライラしやすく、体も浮腫みやすいようです。

３２歳女性

中医学的に『気血両虚』、『気滞血瘀』、『腎陽虚』の状態ではと考えました。子宮や女性ホルモンの分泌を大切に考え「気」の巡りを改善してストレスを晴らしていくことなどをおすすめしました。

すると1か月ほどで、疲れや肩こり、頭痛、胸の張りが無くなって体調が良くなってきているという報告を受けました。引き続き体調に合わせながら、内容を少しずつ変更しながら様子を見ていきました。

２か月ほどすると生理痛も無くなり、血の塊のなくなってきているという報告を受けました。冷えも軽くなってきているようです。体が整ってきて基礎体温も綺麗な２相性になってきているとのことで、排卵の時だけでなく低温期、高温期にも関係をとる事が大切という事をお伝えしました。

すると１0カ月目には自然妊娠しましたという報告を受けました。Ｔ様は1年以上かかると思っていたそうですが、自然に妊娠できると思っていなかったらしく、とても喜んで下さいました。また、流産が心配という事でしたが、妊娠中も体にあったお薬をお渡しさせて頂きました。

病院で原因不明と言われている方も多いと思います。原因が分かっているならさらに病院での治療はしやすいのでしょうが、中国医学的な原因は、自覚症状を伺いますと大体わかる様に思います。不妊治療をされている方も健康になられて妊娠されていくことがあります。

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